主要株価指数の動きがまちまちとなるなか、マスターカード(Mastercard、MA)は月曜日に7営業日続伸し、IBDの「Big Cap 20」に加わった。競合のビザ(Visa、V)は同日、過去最高値を更新。一方、エネルギー大手サンコア・エナジー(Suncor Energy)も2008年5月以来の高値に迫り、個別株の値動きは市場全体と一様ではなかった。
マスターカードが大型株リストに選出
マスターカード株は月曜日に上昇し、上値を伸ばした。株価は2026年の高値に近づいている。IBDは同社を、大型時価総額銘柄を対象とする「Big Cap 20」に加えた。これは株式スクリーニングリストの見直しを示すもので、今後の株価上昇を保証するものではない。
決済関連株の動きは分かれた。ビザは同日、過去最高値をつけたものの、今回の注目銘柄リストには入らなかった。決済ネットワーク大手2社の動きからは、スクリーニング上の選定と当日の株価パフォーマンスが必ずしも一致しないことがうかがえる。
IPO LeadersとIBD 50にも新顔
オンライン決済ソフトウエア企業のチャイム・ファイナンシャル(Chime Financial、CHYM)は「IPO Leaders」に選ばれた。同社は昨年6月に新規株式公開(IPO)を実施している。
人工知能(AI)関連企業のアリスタ・ネットワークス(Arista Networks、ANET)は、マスターカードとともに「Big Cap 20」に加わった。AIデータセンターやメモリーシステムを手がけるペンギン・ソリューションズ(Penguin Solutions、PENG)は「IBD 50」に入った。
各リストの対象は異なる。「IPO Leaders」は上場から日が浅い企業、「Big Cap 20」は大型株を中心に扱い、「IBD 50」はIBDの主力成長株リストだ。今回の更新では、決済、ネットワーク機器、データセンター関連の企業がそれぞれ選ばれた。
サンコア、2008年5月以来の高値に接近
石油・ガスの探査・生産を手がけるサンコア・エナジー(SU)は月曜日に1.8%上昇した。株価は2008年5月以来の高値をつけ、当時の水準まであと3セントに迫った。主要株価指数がまちまちの動きとなるなか、同社株は相対的に目立つ上昇となった。
IBDの株式スクリーニングリストは定期的に見直され、基準を満たす銘柄が加わる一方、勢いが弱まり始めた銘柄は外れる。今回の対象には「IBD 50」「Sector Leaders」「Big Cap 20」「IPO Leaders」が含まれる。リストへの選出と、その日の株価変動はそれぞれ別の情報として捉える必要がある。