Joby Aviation(NYSE: JOBY)の株価は金曜日に下落しました。Barclaysによる投資判断と目標株価の引き下げに加え、フロリダ州で商業秘密を巡る訴訟の陪審評決が出たことが、投資家の注目を集めています。執筆時点で株価は7.91%安の5.29ドル。一方、同時間帯にナスダック総合指数は0.27%高、S&P 500種株価指数は0.41%高でした。
Barclaysのアナリスト、Anthony Valentini氏はJobyの投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエート」に引き下げ、目標株価も6ドルから4ドルに下方修正しました。投資家は、訴訟で命じられた賠償額と、会社への影響についても見極めています。
商業秘密訴訟で約1億1,690万ドルの賠償評決
10月5日、フロリダ州タンパの連邦陪審は、航空機部品メーカーのAerosonicに対し、Joby Aero Inc.が秘密保持契約に違反し、商業秘密を不正に使用したとして、約1億1,690万ドルの賠償を認めました。内訳は、秘密保持契約違反に関連する額が6,800万ドル超、速度計測用プローブに関する商業秘密の故意の不正利用に関連する額が4,800万ドル超です。
Jobyの広報担当者は、評決に強く異議を唱え、裁判後の手続きや控訴で利用可能な法的救済を積極的に求めると述べました。陪審はまた、Aerosonicが販売したプローブに欠陥があるとするJoby側の反訴を退けました。
今後も法的手続きが続く可能性があります。Jobyは追加の対応を取る方針を示していますが、裁判後の申し立てや控訴の結果は現時点で明らかになっていません。争点となったのは航空機用データプローブと関連する秘密情報で、賠償評決の規模は、同社の法的リスクを評価する際の要素となります。
株価は主要移動平均線を下回る
テクニカル指標では、JOBY株は20日単純移動平均線を13.2%、50日線を23.6%、100日線を34.2%、200日線を44%下回っています。50日線は200日線を下回ったままです。両移動平均線は今年2月に「デッドクロス」を形成し、その後、株価は中長期の各移動平均線を下回って推移しています。
相対力指数(RSI)は23.06で、一般に売られ過ぎとされる水準にあります。足元で売り圧力が強かったことを示しますが、下落基調が続く局面では売られ過ぎの状態が続くこともあり、この指標だけでトレンドの反転を判断することはできません。
市場で意識される上値抵抗線は約6.05ドルで、20日線に近い水準です。下値支持線は約5.58ドルとされ、52週安値圏に近い水準です。金曜日の執筆時点の株価は5.29ドルで、示された支持線を下回っていました。