SoFiとPayward、銀行とデジタル資産の連携を推進
2026年9月3日、米国のフィンテック企業SoFi Technologiesとデジタル資産のインフラプラットフォームPaywardが戦略的提携を発表しました。両社は銀行サービスとデジタル資産市場の接続を目指し、リアルタイム決済と流動性統合を実現。これにより、機関投資家が多様な資産を効率的に管理・取引できる環境を整備します。
PaywardがSoFiのデジタル資産事業をサポート
暗号資産取引所Krakenの技術基盤を提供するPaywardは、SoFiの取引ネットワークに参加し、SoFiが発行する銀行ステーブルコイン「SoFiUSD」を自身の多資産取引プラットフォームに組み込みます。さらに、SoFiはPaywardのプライムブローカーサービス「Kraken Prime」を活用してデジタル資産の流動性を拡充し、適格なカストディサービスも提供。両社の協業が深化することで、機関顧客はより柔軟な資金調達と決済機能を利用可能となります。
24時間ドル決済を可能にする二つのネットワーク連動
PaywardはSoFiのリアルタイム決済ネットワークに参加し、機関投資家が24時間体制でドルの清算・決済を行える新たなルートを設けます。またKrakenプラットフォームの導入により、利用者は2つのネットワーク間で資金を自由に動かせ、異なる時間帯の取引ニーズに応じた流動性管理が可能となります。SoFiのCEOアンソニー・ノト氏は「金融システムは市場と同様に常時稼働すべきであり、今回の提携はネットワークを越えた資金移動の実現に向けた重要な一歩だ」と述べました。Payward共同CEOデビッド・リプレイ氏は「通貨とマーケットが融合する新たな金融モデルに対応するため、基盤インフラの進化が急務だ」とコメントしています。
Kraken Primeが価格競争力を強化し取引活性化へ
Kraken PrimeはSoFiのデジタル資産サービスを補完する流動性供給源となり、ユーザーにより有利な価格での取引を可能にします。これによりSoFiアプリ内の取引活動が促進され、会員の取引体験や市場の深さ向上にも寄与します。
この提携は伝統的銀行とデジタル資産プラットフォームの融合を象徴し、機関投資家や市場参加者にとっても注目すべき進展となります。今後の連携強化やサービス展開の具体的動向に市場の関心が集まっています。