
トランプが就任して以来、ホワイトハウスの装飾スタイルは大きく変わりました。かつてのシンプルなデザインに代わり、トランプ個人のスタイルに一致した豪華な輝きを持つ装飾が主流となりました。トランプはホワイトハウス内部に多くの金色の装飾を追加しただけでなく、金色の縁取りがある大統領の肖像画の制作も求めるなど、金への強いこだわりを見せています。
報道によると、トランプは特に南フロリダ州のインテリアデザイナー、ジョン・イカートを雇い、ホワイトハウスのオーバルオフィスに金色の装飾を施しました。壁面や暖炉のマントルピース、装飾ラインには金があしらわれ、世界で最も有名なオフィスのひとつがより一層豪華になりました。トランプは金色の暖炉の浮彫りの取り付けを自ら監督し、マール・ア・ラーゴから黄金の天使の彫像を運び込んで装飾しました。
この華やかな装飾スタイルは、かつてマール・ア・ラーゴを訪れたことのある訪問者たちによって「マール・ア・ラーゴスタイル」と呼ばれることもあります。ホワイトハウスの多くの場所は現在金色の要素で装飾されており、大統領の机のそばからプライベートダイニングのテーブルに至るまで金色のディテールが見られます。さらにはトランプのオフィス近くの柱廊のペディメントにも金色のトランプの紋章が掛けられています。
トランプの金への偏愛は何十年も前から見られ、ニューヨークにあるトランプタワーの最上階も金色で豪華に装飾されています。彼は「塗装の金は本物の金には敵わない」と公言しており、その嗜好は彼がデザインしたホワイトハウスの内装にも表れています。さらには、幾人かの外国の指導者もトランプの金への好みを意識し、イスラエルの首相が贈った金色のページャーや日本の首相が贈った金色のサムライ兜など、金色の贈り物をしています。
この金や富、権力に対する情熱的な追求は、単にトランプの私生活にとどまらず、アメリカ政治の中核に徐々に浸透しています。この装飾スタイルはトランプの権力に対する美意識を強調し、彼が政治舞台で個性を構築するために一役買っているかもしれません。
