
1月6日、カナダのメディア《グローブ・アンド・メール》が消息筋の情報を引用し、ジャスティン・トルドー首相が最早でその日に自由党党首を辞任する可能性があると報じました。このニュースが出た時点で、カナダの政界は高インフレ、住宅危機、自由党の支持率の継続的な低下により混乱に陥っていました。
報道によれば、トルドーは1月8日に行われる自由党全国党大会の前に辞任を発表するかもしれませんが、即時に辞職するのか、それとも新しいリーダーが選出されるまで首相として留任するのかは不明です。2013年から自由党党首を務めて以来、10年以上にわたり党内の指導権を握ってきたトルドーですが、最近の内外の圧力により、彼の政治的前途は厳しいものになっています。
世論調査のデータによると、トルドーのリーダーシップの下で自由党の支持率は下降し続けており、10月に予定されている連邦選挙で保守党に敗北すると予測されています。有権者の間で物価高や住宅問題への不満が高まっており、トルドーの経済政策への疑念が増幅しています。先月には、副首相兼財務大臣フリーランドの突然の辞任が自由党内での分裂を引き起こしました。フリーランドは辞任の手紙の中でトルドーの経済政策を公然と批判し、党内での指導力への不満を加速させました。
同時に、アメリカとカナダの二国間関係も緊張期に入っています。2週間後に就任するアメリカのトランプ大統領は、カナダ輸入品に25%の高関税をかけると何度も脅し、カナダを米国への違法薬物の主な流入源と非難しました。トルドーは海湖荘園に赴き、トランプに関税計画の放棄を説得しようとしましたが成功しませんでした。トランプはしばしばトルドーを嘲弄し、「カナダ州知事」と呼び、カナダ併合をほのめかす発言もしており、カナダ政界を憤慨させています。
もしトルドーが辞任した場合、分析者は、国内外の課題により効果的に対処できる政府を樹立するために、早期選挙の呼びかけがあるかもしれないと考えています。特にトランプ政権の圧力の中でカナダの利益を守るための取り組みが求められるでしょう。自由党内部の支持率が低下し続ける中で、党内の議員たちはリーダーシップの交代を求める圧力を強めており、トルドーの辞任は避けられないもののようですが、その具体的な時期や方法はまだ見守られる必要があります。
トルドーの退陣はカナダの政界に新たな章を開くことでしょうが、将来のより安定したリーダーシップと国際的地位の強化が実現できるかどうかは、なお予断を許しません。
