
現地時間3月6日、アメリカの宇宙探査技術会社(SpaceX)はテキサス州で「スターシップ」(Starship)新世代大型運搬ロケットの8回目の試験飛行を行いました。ロケットは順調に打ち上げられ、第1段ブースターの回収に成功しましたが、第2段の宇宙船は上昇中に突然解体し、地上チームとの連絡が取れなくなり、テストは予想通りに完了しませんでした。
アメリカの有線テレビニュースネットワーク(CNN)の報道によると、SpaceX社はSNSプラットフォームXで声明を発表し、「スターシップは上昇中に急速な非計画的解体を経験し、連絡を失いました。チームは本日飛行テストのデータを継続して確認し、根本的な原因をより良く理解する予定です。本日の飛行は『スターシップ』の信頼性を高め、さらなる教訓を提供します」と述べました。
試験飛行中、SpaceXのライブ映像は、第1段ブースターが計画通りに分離し、ランチタワーのメカニカルアームによって空中で「キャッチ」し回収される様子を示しました。この技術の進展は、SpaceXがブースター回収分野で再び進化したことを示しています。しかし、第2段の宇宙船はブースターと分離後すぐに連絡を失い、宇宙船のライブ映像は中断されました。
注目すべきは、これが「スターシップ」の試験飛行で連続して2回似たような状況が発生したことです。今年1月16日にも行われた7回目の試験飛行では、打ち上げ直後にロケット第2段宇宙船が地上チームとの連絡を失い、同様に上昇中に急速解体しました。
「スターシップ」はSpaceXが将来の深宇宙探査ミッションのために開発した大型運搬ロケットで、有人月面・火星探査ミッションを遂行するための重要なツールとされています。試験飛行の過程は技術的な課題に直面していますが、SpaceXは各試験が将来の成功のために経験を積み、システムの信頼性を向上させると述べています。
