カリフォルニア州ニューポートビーチは、長距離フライトをせずに海辺の休暇を楽しめる場所だ。10マイルを超える海岸線に加え、港湾に点在する島々や水路、海沿いのレストランがあり、南カリフォルニアらしい陽光と、地中海のリゾートタウンを思わせるゆったりした雰囲気が共存している。
8つの島と海岸で過ごす休日
ニューポートビーチの魅力は、長い海岸線だけではない。8つの島とそれらを結ぶ水路が広がる港湾では、島ごとに散策を楽しめる。海で遊んだり、歴史ある観覧車があるバルボア・ファン・ゾーンを訪れたりするのもいい。ビーチや港湾、レジャー施設が近くに集まり、移動に追われず一日を過ごせる。
子ども連れなら、ニューポート・デューンズ・ウォーターフロント・リゾートの屋外ウォーターパークも選択肢になる。子どもたちは空気で膨らませた滑り台を上り、冷たい港湾の水へ飛び込んで遊べる。
別の日には、A Marketで昼食を買い、ニューポートビーチ市営ビーチでピクニックをした。子どもたちが砂浜を走り、海に入って遊ぶ間、大人はサーファーが次々と波に乗る様子を眺めて過ごせる。
港を眺めながら楽しむ食事
水辺の風景も、ニューポートビーチの食事の楽しみの一つだ。ビーチ近くのLighthouse Cafeは港湾を望み、砂浜へもすぐに出られる。子どもたちはパドルボードを楽しむ人たちを眺めながら、ハンバーガーやロブスターロールを味わった。やわらかなロブスターの身に溶かしバターを添えた一品が、食事の主役になった。
Lido Marina Villageには屋外席が多く、食事をしながら行き交う人々を眺められる。Lido Bottle Worksでは、ヨットが停泊する港を目の前に、夕空がピンク色に染まる時間を過ごした。
海の眺めがない店にも、海辺の町らしい気取らなさがある。CUCINA enotecaでは作りたてのパスタとイタリアワインを楽しめ、子どもはテーブルでピザ作りに参加できる。Sushi Rokuは寿司に加え、綿あめのデザートも家族の目を引いた。
Duffy電動ボートで水路を巡る
港湾を水上から楽しむのに、自分のヨットは必要ない。ニューポートビーチのビーチやリゾートでは、カヤック、スタンドアップパドルボード、ペダルボートなどを借りられる。地元生まれのDuffy電動ボートも、港を巡る代表的な方法の一つだ。
私たちはボートを借りて2時間、自分たちで運転した。小さな子どもを連れた家族にはちょうどよい長さで、操船に慣れていなくても運河を進むのは難しくなかった。水上からは、海沿いの住宅や停泊する大型ヨットを眺められる。途中、Woody's Wharfのそばに船を寄せて昼食を取ることもできる。陸から眺めるだけでは気づきにくい港湾の景色を楽しめる行程だ。
リゾート滞在から徒歩圏のホテルまで
宿泊先も幅広い。高級リゾートのThe Resort at Pelican Hill、港湾に面したBalboa Bay Resortのほか、ニューポート・デューンズ・ウォーターフロント・リゾートにはビーチ脇のコテージやRVキャンプ場がある。店やレストランへ歩いて行ける場所を希望するなら、Lido Marina VillageにあるLido Houseも候補になる。
最近滞在したVEA Newport Beachは、家族向けの設備やスパを備え、Fashion Islandの店舗やレストランにも行きやすい。子どもたちは温水プールで長い時間遊び、夕方には夕日を眺めた。ビーチ、港湾でのアクティビティ、食事、宿泊施設がまとまっているニューポートビーチは、米国内で海辺の休暇を過ごしたい家族にとって、長距離移動を伴わずにリゾート気分を味わえる場所だ。