
人民元の基準価格が小幅に引き下げられる
7月5日、中国人民銀行は人民元対ドルの基準価格を7.1535と発表し、前の取引日より12ベーシスポイント引き下げた。最近では、人民元の基準価格は全体的に安定しており、ドルの変動調整期間においても人民元の為替レートが依然として堅調であることを反映している。
米国6月の非農業部門雇用データが予想を上回る
米労働省のデータによると、6月の非農業部門の新規雇用者数は14.7万人で、市場予想の11万人を上回った。これは、米国の労働市場が依然として堅調であることを示している。同時に、失業率は5月の4.2%から4.1%に低下し、市場予想を下回り、労働需要が依然として存在することを示している。
労働市場の構造的なミスマッチ現象
関税による不確実性が企業の労働需要を抑えているにもかかわらず、米国が不法移民の追放を強化する政策をとっているため、労働力供給も同時に減少しており、失業率の上昇を抑制している。また、労働市場には次のような構造的ミスマッチが存在する可能性がある:
- ホワイトカラー職の過剰:政府の人員削減とAIの急速な普及が、中高技能職の需要を圧迫している;
- 低技能職の人手不足:移民政策の強化により、一部のサービス業、建設業、低技能職に継続的な不足がある。
このミスマッチの背景では、たとえ経済成長が鈍化しても、失業率が顕著に上昇するとは限らない。
米連邦準備制度理事会が利下げを延期する可能性
6月の非農業部門雇用データが予想を上回り、失業率が下がったことから、米国経済は著しい弱さの兆候をまだ示していない。我々は、このデータが米連邦準備制度理事会(FRB)が夏に早期利下げを実施する支持には不十分であると考えており、次回の利下げは第4四半期に延びる可能性が高いと予想している。これは、関税による一時的な物価上昇圧力が過ぎ去った後に考慮されるべきである。

