米外来メンタルヘルスサービス大手LifeStance Health(LFST)の株価が、株式市場全体が軟調ななか、新たなテクニカル上の買い場に近づいている。同社は今週木曜に第3四半期決算を発表する予定で、増収・増益基調が続くかが焦点だ。ただし、買い場に接近していることが株価上昇を約束するわけではなく、市場の不安定さや重要な価格水準を割り込む可能性には注意が必要となる。同社株は月曜、IBD 50の成長株ウォッチリストにも加わった。
木曜発表の第3四半期決算に注目
LifeStanceは第3四半期に増益・増収となる見通しだが、現時点で具体的な予想数値は示されていない。実際の決算内容が、足元の業績を判断する材料となる。決算発表を前に株価がテクニカル上の買い場に近づいていることも、投資家の関心を集めている。新たな業績情報が得られる一方、株式市場全体の弱さは引き続き株価の重荷となりうる。
直近の業績では、8月6日に発表した第2四半期の1株当たり利益が6セントとなり、前年同期の1セントの赤字から黒字に転じた。売上高は前年同期比26%増だった。第3四半期決算では、この成長が続いたかどうかが明らかになるが、第2四半期の実績が次の四半期の業績を保証するものではない。
対面と遠隔診療でメンタルヘルスサービスを提供
LifeStanceは、子どもから成人までを対象に行動医療サービスを提供する大手の外来メンタルヘルスサービス会社だ。対面診療に加え、遠隔医療も手がける。今週発表される四半期データは、サービス需要や同社の事業運営を踏まえて、売上高と利益の変化を評価する材料となる。
IBD総合評価は97点、業界グループで2位
記事掲載時点で、LifeStanceのIBD総合評価は99点満点中97点。医療・病院業界グループでは2位に位置する。この評価はIBDの株式選別指標であり、企業業績の予測を示すものではない。
同グループ首位はTenet Healthcare(THC)で、同社株もカップ・ウィズ・ハンドル型のチャートパターンにおける278.39ドルの買い場に近づいている。
LifeStanceについては、買い場への接近や高いIBD総合評価だけでなく、市場全体の軟調さもあわせて見る必要がある。木曜の決算発表後は、売上高と利益の実績が直近の事業動向を測る手掛かりとなる。それまでは、第2四半期の1株当たり利益と売上高の伸びが、開示済みの主な業績データとなる。